UXライティング
マイクロコピー
ユーザーインターフェイス(顧客の方が見る画面や操作メニュー)に付記する、ちょっとした言葉や短文のことをマイクロコピーといいます。
これは、ユーザーが起こす行動に直感的な影響を与える効果を持っています。
- 行動を起こす前のモチベーションを向上させる
- 行動に伴って指示を与える
- 行動の後にフィードバックを返す
などの効果を与える重要な要素です。
細かい部分だからと、手を抜かずに自身のコンセプトと統一した表現にすると良いです。
ボイス&トーン
デジタルプロダクトの差別化には、些細なマイクロコピーのボイス&トーンが鍵を握ります。
僕の場合は、あまり硬すぎず、失礼のない丁寧さを重んじながら、若干にラフにクズす。というようなイメージでボイス&トーンを作っています。
僕の人間性は、「穏やかでで静か」という印象を抱かれる事が多く、自身もそう思われることを望んでいるため、この文体と、このトーンなわけです。
僕が、「マヂでココ重要だかんなっ‼、チェックしておけよ‼今日もやったるで‼」とか「みなさ〜ん!、おっはようございまーすっ!」って言ってたらどうでしょう?
アバズレにも程がありますよね。
僕の提唱する5A2にもある通り、
「Person」の領域は個人ビジネスの最大の強みでもあります。
自身の人間性をどう表現するかが、収益を左右する要素にもなるということです。
ボイス&トーンの導入は一貫性が保てるため、早ければ早いほどいいです。
今日からすぐに取り入れていきましょう。
文章構造の違い
実は、書き言葉と話し言葉には、ちょっとした違いがあります。
それは書き言葉は受動態が多く、話し言葉は能動態が多いという点です。
受動態とは、主語が行為を受ける側の表現であり、能動態とは、主語が動詞の表現をシンプルに表した表現のことです。
なぜ、受動態と能動態違いが重要なのかというと、「説得力」に差があるからです。
能動態で表現された文章の方が、受動態で表現された文章より説得力があります。

受動態で表現すると、語尾がぼやける感じがしますよね。
プロダクトを販売していくことを目的とする、コンテンツビジネスでは、「相手を説得する」言葉が特に重要です。
なので、文体が変にならない限りは、書く場合であっても、話し言葉を用いるようにして、能動態で表現していくことが説得力の上げる一つのコツです。
能動態:「CUBEは、売上げアップの効果の期待があります」
受動態:「CUBEには、売上のアップの効果が期待されています」